きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2016.5.21

平安からいざ帝王賞へ

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土曜、京都競馬場ではダート重賞の平安ステークスが行われます。
もともとは1月に京都競馬場で行われていたレースで、5月のこの時期のダート重賞といえばかつては中京競馬場の東海ステークスでした。2013年にダート路線の見直しに伴い、両レースが入れ替わっての開催となり、合わせて平安ステークスの距離は1800mから1900mへと変更となりました。この時期の開催ですから6月に大井競馬場で行われる帝王賞へ向けての前哨戦といった立ち位置でのレースになります。過去には2013年に優勝した平安ステークス優勝からニホンピロアワーズが、次走帝王賞で2着となっています。

今年のダート路線は、2月のフェブラリーステークスで2番人気のモーニンがノンコノユメ、コパノリッキーらを抑えて優勝。ダート路線の新王者として頂点に立ちました。フェブラリーステークスではモーニンにノンコノユメと4歳馬のワン・トゥーだったことから新しい時代の到来を強く感じさせたレースになりました。ところが一転。5月5日に船橋競馬場で行われたかしわ記念に出走したモーニン、ノンコノユメがいずれも敗れ、コパノリッキーが優勝。王者へと返り咲いています。2着にはソルテ、3着にはベストウォーリアといずれも6歳馬が入り、2月に見た世代交代劇はひとときの幻であったかのような結果となりました。帝王賞へはドバイ帰りのホッコータルマエも参戦を予定。前人未到の帝王賞3度目の制覇を狙います。

平安ステークスの「平安」とは京都平安京を指します。かつて日本の首都として遷都された都です。その平安ステークスから、群雄割拠のダート路線で主役を奪還する馬が登場するかどうか。今年の平安ステークスはそのあたりがひとつの見どころとなりそうです。