きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2016.5.17

11度目での覚醒

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先週土曜、東京競馬場では安田記念前哨戦の京王杯スプリングカップが行われました。優勝馬へ安田記念への優先出走権が与えられるレースで、過去幾多の馬がこの京王杯スプリングカップを経由して安田記念で激走・好走を重ねてきました。

さて今年ですが勝ったのは3番人気のサトノアラジンでした。道中は中団よりも後方に位置取り直線に入っても後方3番手。馬場内側が伸びるコンディションの中、大外から果たして届くかと思われたポジションから一気の末脚で先行馬をまとめて差し切り、2着サンライズメジャーに1馬身半差をつけての優勝でした。2着には7番人気のサンライズメジャーが入り、3着ロサギガンティア、4着ダッシングブレイズ、5着アイラインで、1番人気で連勝中のエイシンスパルタンは7着の結果でした。

サトノアラジンは今年5歳馬で父ディープインパクト、母父 Storm Cat の血統で、全姉に2014年にエリザベス女王杯を勝ったラキシスがいる血統です。2歳時には東京スポーツ杯2歳ステークスでのちの皐月賞馬イスラボニータを抑えて1番人気に支持され、さらにのちのダービー馬ワンアンドオンリーが勝ったラジオNIKKEI杯でも同じく1番人気となるなど、早くから期待を集めていた馬でした。過去重賞2着2回、3着3回とあと一歩までのレースがつづいていたサトノアラジンでしたが、11回目の重賞チャレンジで初の重賞制覇となりました。
勝ちタイムは1分19秒6のレースレコードで上がりタイム32秒4の末脚と、安田記念が楽しみとなる勝利となりました。