きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ようこそいらっしゃいませ。

厳しい寒さは続いていますが、梅の花が開花を始め、徐々に春の兆しが感じられますね。

中山競馬場では、河津桜や染井吉野、しだれ桜等200本もの桜が春の競馬を彩り、来場者を出迎えます。早咲きの桜として知られる河津桜はそろそろ開花を迎えそうです。春の草花に彩られ、日々変わりゆく中山競馬場が楽しみですね。

さて、今週の中山競馬場では、芝1800m・G2の中山記念が予定されています。

中山記念の歴史は古く、創設は戦前の1936年にまでさかのぼり、創設から77年、伝統と格式を誇る競走として知られており、本競走から天皇賞(春)や安田記念、宝塚記念を目標とする有力馬が多く、春のG1戦線を占う重要な一戦となっています。

2003年の覇者ローエングリンは、同年夏のフランス遠征にてG1ムーランド・ロンシャン賞で2着の好走。2008-020-9年連覇のカンパニーは天皇賞(秋)を制し、続くマイルチャンピオンシップも連勝。2011年勝ち馬のヴィクトワールピサは、ドバイワールドカップを制する偉業を達成しました。本レースで好成績をのこした競走馬は、春のビックレースだけでなく、今後の重賞競走を賑わせることになりそうですね。

中山競馬伝統の一戦。芝1800m、約2分間の熱き戦いが今から楽しみですね。

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