きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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今週、阪神競馬場では3歳マイル王の登竜門アーリントンカップが行われます。

今年で22回目になり、これまでディープスカイ、ローレルゲレイロ、ロジック、ウインクリューガー、タニノギムレット、ダンツフレーム、マイネルラヴなどの名馬がこのレースを経て、G1馬にまでのぼりつめ素質を開花させています。

特に2002年にこのレースで魅せたタニノギムレットの走りは強烈でした。4コーナーで外目を回り前に進出すると、直線では次元の違う脚で2着に3馬身1/2差をつけ完勝。タニノギムレットはその後、ダービーでシンボリクリスエスを豪脚で下しその名を歴史に刻みました。

またアーリントンカップ同様、過去多くの名馬を輩出している3歳オープンのすみれステークスにも注目です。

すみれステークスはこれまでフサイチコンコルド、キングカメハメハに、ゼンノロブロイ、リンカーン、ベッラレイア、アルナスラインなど多くの名馬を送り出してきました。先週フェブラリーステークスで復活Vを成し遂げたグレープブランデーも、このレースに出走し、2着に入る好走を魅せていました。

さて今年は両レースからどんな名馬が生まれるのでしょう。3歳馬の蹄音が次第に大きくなってきました。春の到来はもう間もなくですね。

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