きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ようこそいらっしゃいませ。

今週から春の中山、阪神開催が2回連続で行われます。いずれの開催も皐月賞、桜花賞へと至るクラシックロードです。

昨年はゴールドシップ、ジェンティルドンナが怪物ぶりを予感させる走りを魅せ開催を締めくくりました。さてことしは、どんなヒーローが飛び出すのでしょうか。レースでの若駒の主張を見守っていきたいと思います。

さて今週は中山と阪神で3つの重賞レースが行われます。

春のスプリント王決定戦・高松宮記念の前哨戦として行われる阪急杯には、ロードカナロアが登録してきました。昨年スプリンターズステークスで女王カレンチャンを破り短距離界に王者へ君臨すると、暮れの香港スプリントでは2着に2馬身半差で快勝し、日本馬初の戴冠をもたらし世界にその強さを示しました。

ロードカナロアは3月30日のドバイ・ゴールデンシャヒーンにも招待を受けており、高松宮記念かドバイ遠征かはレース後に発表となるようです。ゴールデンシャヒーンにはこれまで7頭の馬が出走し、2009年のバンブーエール、2010年のローレルゲレイロの4着が最高になっています。

世界の大舞台で再びロードカナロアの走りをみたい想いもありますが、まずは今年初戦。短距離界の王者の走りをぜひ魅せてください。

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