きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

秋へ向けて、尾張ダート夏の陣

ようこそいらっしゃいませ。

日曜は福島で七夕賞、中京でプロキオンステークスと2つの重賞レースが行われます。
中京のメイン、プロキオンステークスは1996年に新設されたレースで、新設当時は阪神競馬場で行われていたレースです。中京での開催は2012年からで、この時期のレースですから秋のダート戦線での飛躍を目指してといった意味合いを強める形になっています。今年は16頭が出走。ダート短距離路線での活躍馬を中心になかなか濃いメンバーが揃いました。

人気の中心を見ると、コーラルステークスにかきつばた記念と連勝中のコーリンベリーが単勝3.7倍、欅ステークスを2馬身差をつけ圧勝から挑むレッドアルヴィスが単勝3.8倍、今年2月の根岸ステークス優勝馬エアハリファが単勝4.1倍、その根岸ステークスで2着したワイドバッハが単勝9.0倍、昨年の優勝馬で今年のフェブラリーステークス3着、かしわ記念2着のベストウォーリアが単勝9.8倍となっています。
昨年優勝したベストウォーリアは、プロキオンステークス制覇の勢いを秋につなげマイルチャンピオンシップ南部杯を優勝。初のG1タイトルを手にしています。
秋へ向けての尾張ダートの夏の陣。今年はどの馬がその旗を奪い秋へと向かうでしょうか。

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