きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2015.2.14

3歳世代統率へ、激突するミエスクの血

ようこそいらっしゃいませ。

今週は土曜日が東京競馬場で3歳牝馬重賞のクイーンカップ、日曜は東京競馬場で3歳重賞の共同通信杯、京都競馬場で古馬重賞の京都記念が行われます。
いずれも今年の春を方向づける重要なレースとなりそうです。

日曜、東京競馬場で行われる共同通信杯には12頭の3歳牡馬がエントリーしてきました。

前走のセントポーリア賞で2着以下を5馬身以上ちぎったドゥラメンテが中一週で参戦。リアルスティールとの激突が決まりました。

リアルスティールは父ディープインパクト×母父ストームキャットの血統で、3代母はミエスクになります。
ディープインパクト×ストームキャットは、ダービー馬キズナに桜花賞馬アユサン、昨年のエリザベス女王杯を勝ったラキシスを送り出している配合です。3代母ミエスクは欧州などでG1・10勝をあげた名牝になります。またミエスクは引退後キングマンボを産み、母となっても世界の血統体系に偉大なる系譜を刻み残した馬でもあります。
その血は2004年のダービー馬キングカメハメハの登場によって日本の血統体系にも色濃く塗られることになります。

リアルスティールが母系にミエスクの血が流れていれば、ドゥラメンテは父系にミエスクの血が流れます。
父キングカメハメハ×母父サンデーサイレンス、母アドマイヤグルーヴで、同じミエスクの血を得ながら、異なる系譜で誕生したのがリアルスティールにドゥラメンテです。

両雄の初の激突は何か運命がもたらしたような、あるいは何か必然的な出会いのようにも思えてきます。

勝った方が3歳世代統率への道を主役として歩んでいくことでしょう。両者の激突に胸が踊ります。