きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2014.12.10

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今週のハイライトは香港国際競走、4つのカテゴリーでそれぞれチャンピオンシップを争う歳末恒例の風物詩です。まずはもっとも賞金が高い香港カップ2000mの展望から。人気は近走一息ですが香港の星デザインズオンロームとか堅実無比ミリターアタック、上昇ブレイジングスピードなど地元勢。とくにデザインズは春にエピファネイアを負かし、前走は出遅れに泣きました。大器の巻き返しに期待します。遠征勢ではフランスの古豪シリュスデゼーグルに注目です。

春季はトレヴを打倒するなどG1を3連勝と絶好調でした。秋季は軽度の骨折の影響もあって期待外れの結果でしたが、二度叩かれて良化の余地があります。スミヨン騎手との相性も抜群、セン馬の出走に厳しい母国を離れて転戦から転戦を重ね明日なき戦いに明け暮れる老雄の一発侮るなかれ、ですね。日本馬はマイネルラクリマが故障発生でリタイアは残念無念。久々は不利でも、4連勝後の2着が強豪ジャスタウェイ相手でまだ奥が望めそうなアルキメデスに先々の期待を含めて一票。ここで好勝負できるようなら、モハメド殿下の愛馬ですから来春はドバイ遠征も視野に入れているのでしょうね。

香港ヴァーズ2400mはフランス代表フリントシャーの独壇場?凱旋門賞、BCターフがともに2着と欧州トップクラスの1頭でこのメンバー相手に不覚を取るとは考えにくい気がします。ジャパンC遠征という選択肢も検討されていたようですが、ヨーロッパ風の柔らかい馬場より固めのコースで威力倍増。名匠ファーブル調教師もそこを見越しての遠征でしょうからパリ大賞以来のG1ダッシュのチャンスと言えそうです。日本代表カレンミロティックは宝塚記念2着以来、ちょっと順調さを欠くのはマイナスでしょうが、先行力が生きれば?明日は香港マイルと香港スプリントを取り上げてみます。