きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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土曜日、新潟・小倉・函館で2歳新馬が4レース行われ、ヨハネスブルグ産駒がうち3勝と大暴れでした。

新潟5Rでの2歳新馬で勝ったスナークマスカラスは、2番手追走から楽に抜け出し、最後は大外から追い込んできたプティットコピーヌを寄せ付けず3馬身半差をつけての完勝でした。父ヨハネスブルグ×母サザンヒルズ(父アグネスタキオン)で、近親に朝日杯3歳Sで2着しその後 関屋記念連覇など重賞3勝をあげたエイシンガイモンがいる血統です。

新潟6Rの2歳新馬戦は、単勝1.4倍と断然人気となったネロがこちらも2番手追走から逃げるラヴァーサクラを楽にとらえて快勝。最後は持ったままで1馬身半差をつけての勝利でした。父ヨハネスブルグ×母ニシノタカラヅカ(父サンデーサイレンス)で、母ニシノタカラヅカはG1 3勝をあげたニシノフラワーの半妹になります。

函館5Rでデビューを飾ったペプチドスピカは逃げて2着以下に大差をつける大楽勝での勝利でした。ただ1頭上がり34秒台で直線を駆け抜け、勝ちタイムも優秀でその日行われた500万下に0.1秒迫る内容でした。父ヨハネスブルグ×母ドリームスピカ(父バブルガムフェロー)で曽祖母チャンネルフォーの半弟にはテイエムオペラオーがいるの血統です。

ヨハネスブルグはストームキャットの血を引き継ぐ新種牡馬で現役時代は2歳5月にデビューし無敗のまま4つのG1を制覇するなど早くからスピードを魅せた馬でした。

スナークマスカラス、ネロ、ペプチドスピカと強い内容でのデビュー勝ちでしたから、上のクラスでどんな走りを魅せるか注目したいと思います。

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