きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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夏競馬も終盤に差し掛かり、サマーシリーズチャンピオンの行方が気になるところですね。

サマースプリントシリーズは、最終戦のセントウルSを待たずに、アイビスSD・キーンランドCを優勝したパドトロワに決定しました。初のサマースプリント王者に輝いた同馬は、秋のG1シリーズ初戦のスプリンターズSに直行のようです。昨年の同レース2着の雪辱を晴らし、初のG1タイトルを得ることができるか、楽しみですね。

サマー2000シリーズは、1位から4位までが2ポイント差にひしめく大混戦。今週、新潟競馬場で行われる新潟記念の結果に全てが委ねられます。上位5頭(4位同ポイントで2頭)は、最終戦に勝てばシリーズ王者とシンプルゆえに盛り上がるのは必至ですね。

本年から新設されたサマーマイルシリーズは、1位に同ポイントでドナウブルー・フラガラッハ(10ポイント同士)が並び、最終戦の京成杯オータムHの結果によっては、出走馬全てにサマーマイル王者の可能性が残っています。一体、どの競走馬が初代サマーマイル王者に輝くのでしょうか。

サマージョッキーシリーズは、三冠馬オルフェーヴルと見事復活を果たした池添騎手が単独1位となっており、続いて安藤勝騎手・浜中騎手・内田騎手と名だたる騎手が凌ぎを削っています。その中でも7位にランクインしている高倉騎手は、2010年にデビューしたばかりの若手騎手。次代を担う彼らが成長していくことで、これからの競馬界がもっと盛り上がることを期待しています。

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