きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

スピード全開で来春へ向けて羽ばたけ!

12月17日は、尾関 知人 調教師、松永 昌博 調教師、杉山 佳明 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
先週の2歳牝馬のチャンピオン決定戦・阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)は、リバティアイランドが1番人気に応える見事な走りで差し切り勝ちを納めました。
今週は同じ阪神1600mの舞台で、2歳牡馬たちの王座決定戦・朝日杯フューチュリティステークスが行われます。(レース規定では牡牝混合戦ですが、今年の出走は牡馬のみ)

競馬ファンの皆様はご存知の通り、同じ2歳戦のホープフルステークスがGIに昇格して以後、『朝日杯フューチュリティステークス覇者=2歳短距離・マイル王』、『ホープフルステークス=2歳中距離王』としての位置付けが強くなりました。
昨年のこのレースの覇者ドゥデュースは、日本ダービー(GI)を制したようにスタミナも兼ね備えておりましたが、それ以前の優勝馬グレナディアガーズ、サリオス、アドマイヤマーズ、ダノンプレミアムなどは、後に1400〜2000mで重賞制覇しているように、スピードに秀でた馬が好成績を収めているといえるでしょう。馬券的中の意味では、スピードスターを探し出せるか、が鍵になります。

今年のスピードスター候補筆頭は、重賞タイトルを持つ3頭でしょうか。
オオバンブルマイは前走、京王杯2歳ステークス(GII)で10番人気での激走。馬券を購入していたファンへ馬名通りの大盤振る舞い、となりました。左回りの1400mで2勝しており、右回りの阪神とマイルへの対応がポイントです。
オールパルフェは関東馬ながら前走は阪神に遠征し、デイリー杯2歳ステークス(GII)を優勝。ダノンザキッドの弟ダノンタッチダウンを相手に粘った逃げ腰は本番でも脅威でしょう。
桜花賞馬アユサンを母に持つのがドルチェモア。前走のサウジアラビアロイヤルカップ(GIII)では、2番手から最速の上がりで危なげなく勝利。今年JRAのGI初勝利を挙げた坂井琉星騎手への乗り替わりとなりますが、人馬勢いよくスピードスターへと輝きたいところでしょう。

当協会会員ご愛馬では先に名前を挙げたダノンタッチダウンとフロムダスクが出走。
ダノンタッチダウンのオーナー(株)ダノックス様からは「人気になるようですが2歳馬でもあり多頭数で展開に左右される心配はあります。本来の力を出し切って勝利してくれることを願っております」とコメントをいただきました。デイリー杯2歳ステークスから巻き返しでのスピードスターの称号獲得を狙います。

スピード全開で若き2歳馬が駆け抜ける朝日杯フューチュリティステークスは18日(日)、15:40発走です!!

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