きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

若き少女の未来は!?阪神ジュベナイルフィリーズ

12月10日は、高橋 康之 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
先週はジュンライトボルトの鬼脚に沸いたダート王決定戦・チャンピオンズカップ(GI)。今週は舞台を阪神競馬場へ移して、若き少女の戦い、阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)が行われます。
来年の牝馬クラシック・桜花賞(GI)と同じ舞台で競われる一戦。過去の阪神ジュベナイルフィリーズの優勝馬をみても、ソダシ、アパパネ、テイエムオーシャンなど桜花賞馬に輝いた馬も多数。
さらに、ラッキーライラック、ソウルスターリング、メジャーエンブレム、ブエナビスタなど、桜花賞以外のGIを獲得した馬も多くおり、阪神ジュベナイルフィリーズの優勝馬は将来を嘱望される存在となります。

このレースと相性の良い前哨戦ファンタジーステークス(GIII)を制したのがリバーラ。JRAブリーズアップセール出身の本馬はキンサシャノキセキ産駒らしくスプリント戦で新馬デビュー。中団から追い込む競馬で3着に入ると、続く未勝利戦は好位から抜け出し見事、自身、そして荒井泰樹オーナーにとっての初勝利を手にしました。
未勝利戦優勝後は、様々な選択があった中、オーナーは重賞ファンタジーステークスへの挑戦を選択。新馬・未勝利戦から200mの距離延長が課題でしたが、ここでは逃げの競馬でペースを作ると、最後まで脚色衰えずに、重賞初挑戦で初制覇という離業を達成。
更なる高みを目指して阪神ジュベナイルフィリーズに臨むリバーラ。ファンタジーステークスから更に200m延長となる今回。愛馬について、オーナーは「前走の重賞レースを勝って初GIという大きな舞台に出走することになりましたが、前走の勢いでこのレースも期待したいです。200メートル延びてはいますが、2歳の若さで頑張ってほしいです」とお話くださいました。

(リバーラで馬主初勝利を挙げた際の荒井泰樹オーナーのインタビューがこちらからご覧いただけます)

少女たちが光り輝く未来へ向かって、阪神ジュベナイルフィリーズいよいよ発走です!!

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