きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

マイル大激突

ようこそいらっしゃいませ。

日曜は、阪神競馬場でマイルチャンピオンシップが行われます。各世代のマイル王が集結し、マイル頂点の座をかけて激突します。

マイルチャンピオンシップは今年で39回目の歴史を数えます。1984年に創設されて以降、京都競馬場を舞台に競われてきたレースで、今年も昨年につづき京都競馬場整備工事による開催日程の変更により阪神競馬場での開催となります。

昨年はグランアレグリアが優勝しました。天皇賞(秋)からの参戦で、引退レースとなったグランアレグリアは中団後方からレースを進め、最後は上がり32秒7の末脚でシュネルマイスター、ダノンザキッドの3歳馬を完封。引退の花道を飾りました。

今年のマイルチャンピオンシップは17頭の出走となりました。過去10年1〜3着の枠番は、
・1枠 : 2-1-0
・2枠 : 1-2-3
・3枠 : 2-0-1
・4枠 : 0-4-2
・5枠 : 0-1-0
・6枠 : 2-1-0
・7枠 : 0-1-3
・8枠 : 3-0-1
となっています。2020年、2021年と阪神競馬場での開催も含めて、過去10年で1、2枠の馬が7度3着以内に入っています。過去10年で10番人気の馬が3着以内に入ったケースはなく、人気上位で決着するケースが多いレースです。

土曜時点のオッズでは、ソダシが4.0倍、シュネルマイスターが5.3倍、サリオスが5.9倍、ソウルラッシュが7.5倍、ダノンスコーピオンが8.0倍、セリフォスが8.5倍、ジャスティンカフェが15.5倍、ウインカーネリアンが18.0倍、ダノンザキッドが28.8倍、マテンロウオリオンが28.9倍、ファルコニアが50.9倍、ピースオブエイトが57.9倍、ホウオウアマゾンが69.4倍、エアロロノアが75.4倍、ロータスランドが77.2倍、ハッピーアワーが307.1倍、ベステンダンクが307.6倍となっています。

10倍を切る馬が6頭、マイルG1馬が集結し大激戦の様相となっています。混戦状態の中からマイル覇権を握るのはどの馬でしょうか。

×