きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

仁川に集うマイルの猛者たち

11月19日は、川又 賢治 騎手、長谷川 浩大 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
徐々に朝晩の冷え込みが厳しくなっておりますが、競馬は秋のGI戦線でむしろ熱を帯びているようにも感じます。
今週はマイルGIのマイルチャンピオンシップが行われます。秋のマイル王決定戦という位置付けにあたり、春の安田記念と比して、3歳勢の出走が多くなるため、勢いのある3歳勢 VS 実績の古馬勢という見方でもレースが楽しめます。

早速、マイルチャンピオンシップに出走する注目馬をご紹介します。

毎日王冠(GII)から挑む注目馬は、サリオス、ジャスティンカフェなど。サリオスは2歳時にマイルGIを制しており、再度の戴冠を狙います。
ジャスティンカフェは今年の初めはまだ2勝クラスでしたが、春に力をつけオープン入りし、前走の毎日王冠でサリオスと並ぶ上がり最速の脚で2着を確保して、マイルチャンピオンシップに駒を進めてきました。

前哨戦の富士ステークスの1、2着はセリフォスとソウルラッシュ。セリフォスはGIで惜しいところがありながら、あと一歩で悔し涙を流してきました。レーン騎手を背に悲願のGI制覇を狙います。
ソウルラッシュは春の安田記念で13着と敗れましたが、そこから立て直して富士ステークス2着。引き続き松山弘平騎手が騎乗します。

忘れてはいけないGI馬たちは、シュネルマイスター、ソダシ、ダノンザキッド、ダノンスコーピオン。
ダノンの2頭は毎日王冠、富士ステークスそれぞれ3着。勝ち馬とのタイム差は0.2秒以内。本番での逆転を狙います。
ダノンザキッド、ダノンスコーピオンのオーナー(株)ダノックス様から、両馬のコメントをいただきました。

ダノンザキッド
「少し低迷時期がありましたが、前走3着と本来の姿を取り戻しています。次なるレースに向けてここは頑張って欲しいです。強い相手ですが、善戦を期待しています。」

ダノンスコーピオン
「前走は久しぶりのレースで展開不利も加わり、惜しい3着でした。1回叩いた今回は必勝態勢で古馬を相手に強い競馬を期待しています。」

来年からは京都競馬が再開することが発表されており、阪神で行うマイルチャンピオンシップは今年で一区切り。仁川に集うマイルの猛者たちの戦いを、余すことなくご堪能ください。

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