きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

2022年中央競馬最初のG1

2月20日は、小林 凌大 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

日曜は東京競馬場でフェブラリーステークス、小倉競馬場で小倉大賞典が行われます。フェブラリーステークスは中央競馬今年最初のG1、小倉大賞典は古馬ハンデ重賞です。
フェブラリーステークスは今年で39回目の歴史を数えるレースです。1984年にハンデキャップ重賞(G3)として創設され、1994年にG2に格上げ後、1997年に中央競馬・地方競馬相互間における交流競走の拡大に伴い、JRA初のダートG1となりました。

昨年は1番人気のカフェファラオが優勝しました。3歳春に圧倒的強さを誇ったカフェファラオでしたが、ジャパンダートダービーを取りこぼし、雪辱を誓ったチャンピオンズカップも6着と惨敗。態勢を立て直し挑んだフェブラリーステークスで、見事人気に応えてのG1制覇となりました。

過去10年の1着から3着までの枠別成績で傾向を探ると、
1枠 : 1-0-0
2枠 : 3-1-2
3枠 : 0-2-1
4枠 : 1-1-1
5枠 : 0-2-5
6枠 : 2-0-1
7枠 : 2-2-0
8枠 : 1-2-0
となっています。1〜3枠の馬が過去10年のうち8年3着に入っており、内枠には注目した方がよさそうです。
2020年のレースでは、2着に16番人気のケイティブレイブが入り、3連単は46万円弱の高配当となりました。昨年は2着9番人気エアスピネル、3着8番人気ワンダーリーデルが入りました。しかし過去10年人気上位馬が必ず3着以内に入っており、馬券を検討するならば人気馬を抑えた上で紐に穴馬を探すのがよさそうです。

今年のフェブラリーステークスは16頭の出走となりました。
前日オッズでは、ソダシが4.7倍、レッドルゼルが5.1倍、カフェファラオが5.3倍、テイエムサウスダンが8.0倍、ソリストサンダーが10.0倍、アルクトスが11.4倍、スワーヴアラミスが17.1倍、インティが17.9倍、テオレーマが19.4倍、エアスピネルが20.6倍、ミューチャリーが36.0倍、ダイワキャグニーが37.9倍、サンライズノヴァが38.0倍、タイムフライヤーが40.5倍、サンライズホープが42.3倍、ケイティブレイブが103.3倍となっています。

中央競馬今年最初のG1馬に輝くのはどの馬でしょうか。

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