きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

連覇か、白毛の逆襲か、それとも新たな王の誕生か!?フェブラリーステークス

2月19日は、柴山 雄一 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
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今週は令和4年最初のJRA・GIフェブラリーステークスが行われます。フェブラリーステークスは東京競馬場のダート1600m施行されます。12月に行われるダートGIのチャンピオンズカップから比較的間隔が短いものの、チャンピオンズカップ→フェブラリーステークスの連勝は2011年のトランセンド(当時はチャンピオンズカップという名称ではなく、ジャパンカップダート)まで遡ります。近年は、ドバイやサウジアラビアなど、冬のダートの選択肢が増えていることも要因に挙げられます。昨年のチャンピオンズカップを制したテーオーケインズもフェブラリーステークスの参戦は見送り、26日に行われるサウジアラビアカップ(GI)に出走する予定です。

テーオーケインズは不在ですが、今年のフェブラリーステークスは見どころたっぷり。
カフェファラオは、昨年のこのレースの覇者で連覇を狙います。昨年のフェブラリーステークス以後は勝ち星から遠ざかっていますが、最も輝いたこの舞台での復活は十分考えられます。
もう一頭の注目馬は、昨年の桜花賞馬ソダシ。白毛馬初のクラシック制覇で人気も実力も兼ね備えた本馬は、昨年の暮れ、近親にダートでの活躍馬が多いことから、前述のチャンピオンズカップで初のダート戦に挑戦。結果は12着と惨敗でしたが、陣営は再びのダート戦を選択し、フェブラリーステークスに歩みを進めました。白毛馬の逆襲なるか!?ファンからも熱い視線が注がれます。

2頭以外にも、地方交流GIの南部杯連覇の実績馬アルクトスや、前哨戦の東海ステークスを華麗な末脚で優勝したスワーヴアラミス、根岸ステークスを制したテイエムサウスダンなどが出走します。
アルクトスのオーナー山口功一郞様からは「3度目のフェブラリーステークスになります。これまでは期待に応えられませんでしたが、当日は今のところ雨予報で、スピード勝負になればマイルの日本レコード馬なので好勝負になると思っています。3度目の正直を期待しています。」と、愛馬に対するコメントをいただきました。

混戦模様とも言える今年のフェブラリーステークス。どの馬が、王者の座に輝くか、今から楽しみです。

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