きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

中山に競馬が戻ってきた!!秋競馬の開幕!

ようこそいらっしゃいませ。

いよいよ私たちのホームグラウンド・中山競馬場に競馬開催が戻ってまいりました!そう、秋競馬の開幕です。秋競馬はクラシックの最終戦や3歳馬と古馬が相まみえるGI競走、2歳馬たちの初めての戴冠をかけた暮れのGIなど見どころ溢れる競馬番組となっております。ここからは年末まで見逃せない競馬が毎週、繰り広げられ、駆け足で競馬が過ぎていくことでしょう。

今年の秋競馬の開幕を担うは中山競馬場と中京競馬場。それぞれの競馬場でGIレースに直結する重要な重賞レースが行われます。
中山競馬場の土曜日では、3歳牝馬クラシック最終戦の秋華賞(GI)トライアル・紫苑ステークス(GIII)が行われます。3着までに秋華賞の優先出走権が与えられ、トライアルレースという名の通り本番に向けた前哨戦となります。
当協会からも多くの会員ご愛馬が出走予定。ファインルージュはフェアリーステークス(GIII)で重賞タイトルを手にするとぶっつけ本番で挑んだGI桜花賞でソダシに肉薄する3着。オークスでは苦汁を味わいましたが、その分秋にかける思いは強いでしょう。オーナーの六井元一様は「ファインルージュは、牧場、厩舎の方々のお陰様で元気に夏を越して予定通り復帰戦を迎えることが出来ました。引き続き福永騎手に手綱をお任せしてのレースを見守りたいと思います」と愛馬にエールを贈りました。

日曜日の中山競馬場では、マイル重賞・京成杯オータムハンデ(GIII)が実施されます。こちらには、2頭のGIウィナーが参戦。いずれも当協会所属の(有)サンデーレーシング様のご愛馬でグレナディアガーズとステルヴィオの2頭。
グレナディアガーズについては「夏は牧場で英気を養い、心身ともにいい状態で出走できそうです。追い切りの時のように、力まずに走れれば結果はついてくると思います」、またステルヴィオについては「前走の根岸ステークスから8カ月ほど間が空きましたが、調教の動きは文句なく、良い状態で出走できそうです。中山コースはスプリングステークス優勝、中山記念3着と相性の良いコースですので、ここでも期待します」とコメントをいただきました。

同じく日曜日の中京競馬場では、中山競馬場で実施されるスプリンターズステークス(GI)の前哨戦・セントウルステークス(GII)が行われます。近年ではタワーオブロンドン、ファインニードルがこのセントウルステークス優勝を足掛かりにスプリンターズステークスでも勝利を手にしています。
当協会所属の会員のご愛馬では、悲願のGI制覇を狙うシャインガーネット、タイセイビジョン、レッドアンシェルの3頭がエントリー。重賞2勝の実績があるタイセイビジョンのオーナー、田中成奉様からは「前走1200mで最後4着でしたが、スムーズな競馬が出来れば十分走れるかなと思っています。重賞挑戦になりますが楽しみにしております」と、愛馬への期待をお話いただきました。

秋競馬の開幕を告げる3つの重賞レース。会員ご愛馬の活躍を祈念しております!!

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