きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

最強古馬決定戦

4月4日は、林徹 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

日曜は、阪神競馬場で大阪杯が行われます。古馬中距離G1で、2017年にG1に昇格。古馬中距離最強馬を決めるレースへ位置づけられました。
昨年はラッキーライラックが優勝しました。好位追走から、直線での叩き合いを制してのG1制覇でした。2着にクロノジェネシスが入り、牝馬のワンツー。まさに昨年、古馬G1で牝馬の活躍を先取る形での結果となりました。

過去10年の上位3着までの枠順を見ると、
1枠 : 0-0-0
2枠 : 0-0-2
3枠 : 2-4-1
4枠 : 2-1-2
5枠 : 2-2-1
6枠 : 0-1-1
7枠 : 2-1-1
8枠 : 2-1-2
となっています。内枠に入った馬の苦戦が目立ちます。外枠からは過去5年でスワーヴリチャード(2018年優勝)、クロノジェネシス(2020年2着)、ヤマカツエース(2017年3着)と馬券になっている馬はいますが、3、4、5枠に入った馬がレースを進めやすい傾向があります。

馬齢では、4歳馬、5歳馬が中心になっています。
ペースは、中盤は12秒台のラップがつづき残り800mあたりから加速。仕掛けが早くなりペースが速まった2018年のレースを除けば、好位、中団に一度った馬が優勢となっています。

今年は13頭でのレースとなりました。コントレイルが1.8倍、グランアレグリアが2.5倍、サリオスが6.3倍、レイパパレが13.9倍、ワグネリアンが55.0倍、アドマイヤビルゴが61.4倍、ブラヴァスが89.2倍、モズベッロが92.3倍、ペルシアンナイトが94.9倍、クレッシェンドラヴが108.9倍、カデナが138.8倍、アーデントリーが156.1倍、ハッピーグリンが201.5倍となっています。
三冠馬コントレイルvsスプリント・マイル・中距離の3階級制覇を狙うグランアレグリアの初対決に注目が集まっています。

アーモンドアイが引退し、新たな勢力図を形作る重要な一戦です。今年、主役となって競馬を牽引するのは、コントレイルかグランアレグリアか。両馬の激突がいまから心が踊ります。

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