きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

2歳馬戦ピックアップ vol.6

ようこそいらっしゃいませ。

土曜日は「2歳馬戦ピックアップ」と題して、2歳戦に注目した内容をお届けしております。今回で6回目を迎えます。まずは先週の新馬戦の結果を振り返ってみましょう。

7月6日(土)の福島第5レースフジマサリアルが見事、新馬戦優勝。父リアルインパクトは今年が産駒デビュー年。これまでに14頭が出走し、早くも4頭が勝ちあがっており、勝ちあがり率は29%と高い数値を記録しています。また母系には母父エルコンドルパサー、母母メジロドーベルとオールドファンには懐かしい名前が並びます。次走はアルテミスステークスに向かうのでは、という情報もでています。

7月7日(日)は祖母に名牝シーザリオの名前があるオーソリティが1.3倍の圧倒的人気に応えて優勝。おじのエピファネイアやサートゥルナーリアのようにクラシックで活躍するか、今後の走りにも注目です。

さて、今週の注目馬も見て行きたいと思います。

7月13日(土)福島第6レースの牝馬限定の新馬戦には牝馬三冠すべてに出走し、桜花賞では3着にも入ったソーマジックの仔、マジックキャッスルが出走します。兄のソーグリッタリングはオープンクラスでも活躍しています。

7月14日(日)はゴールドシップの初年度産駒、サトノゴールドがデビュー予定。先週のデビュー予定を一週のばして、デビューに備えました。先週の追い切り時には隣りの馬を噛もうとしたようで、ヤンチャナ性格は父譲りと言えるでしょう。管理するのは父ゴールドシップも管理した須貝調教師で、父をよく知る須貝調教師とのタッグにも注目です。


オーナーの夢を乗せて、今週も新馬たちが駆け抜けます。来週7月21日(日)には早くも2歳重賞が行われ、2歳戦も熱を帯びてきます。

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