きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2017.2.11

スペシャルウィーク種牡馬引退

ようこそいらっしゃいませ。

先週スペシャルウィークの種牡馬引退が発表されました。スペシャルウィークは今年22歳。種牡馬引退を聞き、スペシャルウィークはもうそんな年齢になるのかと改めて月日の流れの深さを感じさせられました。

スペシャルウィークは1997年にデビュー。父サンデーサイレンス、母キャンペンガール、母父マルゼンスキー。母キャンペンガールはスペシャルウィーク出産後にこの世を去り、実母なき仔としてスペシャルウィークは幼少期を過ごした馬でした。そのスペシャルウィークはきさらぎ賞を勝って弥生賞へ。キングヘイロー、セイウンスカイと初顔合わせとなったレースは三強そう謳われ、この年のクラシックの方向性を決めたレースにもなりました。
ヨーロッパ最強馬と名牝グッバイヘイローの血を受け継いだ世界的良血キングヘイローに芦毛の逃亡者セイウンスカイを打ち破ったスペシャルウィークは、三強の中の主役に立ち、スペシャルウィークが中心となって皐月賞、ダービー、菊花賞と展開していきました。

スペシャルウィークといえば、グラスワンダー、あるいはジャパンカップでのモンジュー、天皇賞春秋連覇など当時の風景とともにレースを想い出されます。種牡馬となりブエナビスタ、シーザリオ、ローマンレジェンド、トーホウジャッカル、ゴルトブリッツ、インティライミ、リーチザクラウンらを送り出しました。
種牡馬引退後は、生まれ故郷の日高大洋牧場で余生を過ごすといいます。改めてお疲れ様でしたの言葉をおくりたいです。

土曜は東京競馬場で3歳牝馬重賞のデイリー杯クイーンカップが行われます。スペシャルウィークが現役時代は、エアグルーヴが牡馬をなぎ倒してG1を獲っただけでも大ニュースでしたが、いまや牝馬が牡馬を蹴散らしG1馬になることも当たり前のようになりました。とりわけ今年の牝馬は今後が楽しみな粒ぞろいの世代。世代を牽引していく未来のG1馬の登場に期待したいと思います。