きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

日本でもフランケル

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ヨーロッパ競馬で産駒が次々と勝ち上がりフランケルの血がフィーバーとなっている中、国内でもフランケル産駒が強烈デビューを飾りました。土曜阪神競馬場で行われた2歳新馬戦(芝1600m)にフランケル産駒のミスエルテが出走。馬群中団からレースを進めて直線でも持ったまま。残り200mで後続を突き放し何もせず後続に2馬身差をつけ戦列なデビューを飾りました。何度レース映像を見てもただただその走りに見とれるばかりで、ワクワクするような、と同時に何か新しい時代が幕を開けるかのようなそんな印象を受けたレースとなりました。

フランケル産駒といえば、国内ではライズイーグル、ソウルスターリングの2頭がデビュー。ソウルスターリングが夏の札幌でデビュー戦を飾り、ミスエルテは2頭目の勝ち上がりとなりました。ミスエルテはこのあとファンタジーステークスから阪神ジュベナイルフィリーズへと向かう予定となっています。2歳女王候補といえば、ダイワメジャー産駒のレーヌミノルが小倉2歳ステークスで後続を6馬身ちぎり、強烈なインパクトを残して阪神ジュベナイルフィリーズへ向けて調整が進められています。いずれ激突するであろう両馬の走りで、2歳牝馬路線は才気に満ち溢れる舞台となっていきそうです。

日曜は中山競馬場でオールカマー、阪神競馬場では神戸新聞杯が行われます。オールカマーはゴールドアクターが単勝2.0倍で1番人気に支持され、マリアライトが単勝3.2倍、サトノノブレスが8.1倍で上位人気を形成。神戸新聞杯はサトノノブレスが単勝1.2倍で圧倒的支持を集め、2番人気がエアスピネルで単勝6.6倍、ナムラシングンが11.2倍で3番人気となっています。秋のG1獲りへ、ぜひ強きレースを見せてください。

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