きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

桜の香りが漂うレース

ようこそいらっしゃいませ。

土曜京都競馬場では3歳牝馬オープンのエルフィンステークスが行われます。1983年からスタートし、以来2月の京都で行われているレースです。

エルフィンステークスはとにかく優勝馬から多くのG1馬がでているレースです。
古くはシャダイカグラにアグネスフローラ、桜花賞をぶっちりぎで逃げ切ってキョウエイマーチもこのエルフィンステークスの優勝馬ですし、桜花賞、秋華賞とクラシック二冠、引退レースのエリザベス女王杯で有終の美を飾ったファレノプシスも若き日にエルフィンステークスで勝利をあげていました。桜花賞こそ4着でしたが秋華賞を制覇したエアメサイアも2005年の勝ち馬です。

ここ10年をみても、ウオッカにポルトフィーノ、レッドディザイア、マルセリーナ、一昨年2着だったものの秋華賞に昨年ジャパンカップを制覇したショウナンパンドラもエルフィンステークスの出走馬でした。
昨年優勝したクルミナルもクラシック制覇までには届かなかったものの、桜花賞2着、オークス3着の成績を残しています。

クラシック本番までまだ2ヵ月ありますが、桜をはじめとした牝馬クラシックの香りがエルフィンステークスから漂ってきます。
さて今年は11頭が出走となりました。近い将来咲き誇る少し早い桜のつぼみに注目したいと思います。

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