きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ジェニュイン死す

ようこそいらっしゃいませ。

19日、1995年の皐月賞馬ジェニュインが亡くなくなったとの報道がされました。
ジェニュインはサンデーサイレンスの初年度産駒でになります。皐月賞優勝後にダービーへ出走。2着に敗れるも、1着タヤスツヨシとともにサンデーサイレンス産駒ワン・ツーを決め、サンデー旋風の幕開けを告げる1頭となりました。

ジェニュインは現役時代、皐月賞のほか、古馬になりマイルチャンピオンシップを制覇。天皇賞(秋)2着1回、3着1回、安田記念2着の成績を残して引退します。

国内での代表的な産駒といえばダートを走ったドンクールを思い出します。ドンクールはデビューからダート5連勝で兵庫チャンピオンシップを制覇。この活躍によってジェニュインの血が再び注目されるようになります。2001年から2004年にかけてシャトル種牡馬としてオーストラリアでも供用されていたジェニュインは、急遽帰国。日本で種付けを再開します。

しかしオーストラリアで併用していたときの産駒Pompeii Rulerが豪G1オーストラリアンカップを勝つも、その後の産駒で目立った活躍馬を送り出すまでにはいたりませんでした。

放牧中のけがによる死亡だったようです。23歳でした。
同馬のご冥福をお祈りいたします。

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