きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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今秋の競馬を賑わせた話題といえば、優勝こそできませんでしたが、日本馬2頭が参戦した凱旋門賞でしょう。その凱旋門賞に日本代表としてオルフェーヴル・キズナが出走し、そのライバルとしてトレヴと共に注目されていたノヴェリストが来年度から、社台スタリオンステーションにて種牡馬になるそうです。

ノヴェリストは昨年のジョッキークラブ大賞から、今年のバーデン大賞までG1を4つ含む5連勝中の名馬。今年7月に行われた欧州最強馬決定戦『Kジョージ6世&QES』では2着に5馬身差のレコード勝ちと圧勝劇を演じました。凱旋門賞は熱発によりレース回避となりましたが、もし出走していたら今年の凱旋門賞も違った形になっていたかもしれませんね。

ノヴェリストの父モンズーンはドイツ血統らしい底力とスタミナが売りのヨーロッパのトップ種牡馬でした。現在の日本競馬ではほとんど見る事のできないブランドフォード系ですが、戦後間もない頃の日本では、第1回顕彰馬のハクチカラやクラシック2冠馬クリノハナなど活躍馬を多く輩出していました。SS系が主流となった日本競馬に新たな風を吹き込んでくれそうですね。

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