きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

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いよいよ夏の中山が開幕します。今回の最大の売り物は毎日1鞍組まれている新馬戦でしょうか。フレッシュな2歳馬たちの頑張りが楽しみです。

初日5Rの新馬戦は芝1200mに14頭がゲートインします。今年初産駒をデビューさせる新種牡馬が3頭いますね。スリーリバティの父スタチューオブリバティはアメリカ生まれのストームキャット産駒ですが、アイルランドで調教されヨーロッパで走った馬です。マイルG1のサセックスSで僅差の2着したこともあり、なかなかスピードがありそうです。

ハルピュイアはフォーティナイナーズサンの産駒です。馬名から分かるようにミスタープロスペクター系としては日本でもっとも成功した1頭のフォーティナイナーの孫ですね。フォーティナイナーは芝、ダート兼用の器用なタイプでしたが、この馬はアメリカの芝レースで実績を残してきました。仕上がりも早く2歳から能力を発揮できそうです。

もう1頭のフランスギャルはミスタープロスペクターからゴーンウェストを経たケイムホームの娘になります。ゴーンウェスト系はダートでのパワフルぶりはもちろんですが、芝もけっこう器用にこなすタイプを出しています。母父がサドラーズウェルズでちょっと重い気もしますが、使われながら良くなっていくのでしょうね。

さて、新馬戦第1弾ご一緒に楽しみましょう。お暇なおりには、ぜひ中山競馬場へお出かけください。

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2022