きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

新馬戦開幕&春のマイル王・安田記念

6月4日は、伴啓太 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
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日本ダービーが終わり一区切りとなった競馬サークル。今週からは、また新たに来年の日本ダービーを目指す新馬戦が始まります。
2019年にこの世を去ったディープインパクトの産駒のラストクロップとなる今年の日本での血統登録数はわずか6頭。より一層、ポスト・ディープインパクト、を巡る争いが加速します。筆頭にはロードカナロアやハーツクライが挙げられますが、毎年、新馬戦を賑やかにさせてくれる新種牡馬の活躍も期待されます。今年は、サトノダイヤモンド、サトノクラウン、リアルスティールなどの産駒がデビューし、早速、今週から出走してきます。
今年最初の2歳新馬勝ちを納めクラシックロードの一歩を踏み出す馬を見届けましょう。

3歳・古馬の戦いでは、春のマイル王を決める安田記念が行われます。
競走名にもある「安田」は、日本ダービーの創設に尽力した初代日本中央競馬会の理事長を務めた安田伊左衛門に由来します。現代では、春のマイル王決定戦という位置付けであり、春の東京競馬場5週連続GI開催の締めくくりとしてファンを盛り上げています。
今年は昨年の覇者ダノンキングリー、秋のマイル王グランアレグリアが共に引退し、王者無き混戦の安田記念と言えるでしょう。
オーナーとしてダノンキングリーに続く連覇を目指す(株)ダノックス様は2020年JRA最優秀2歳牡馬のダノンザキッドを送り出します。「予定していた読売マイラーズカップは調整不足で出走できず、直で安田記念に出走となりました。休養が功を奏し、元気になり、体重もベストで安田記念に出走することができます。レース感が戻れば好走してくれると期待しています。」とオーナーは臨戦過程で予定通りとはいかない点もありつつも、愛馬を信じて再びの戴冠を心待ちにしておりました。

ダノンザキッドの他、カフェファラオ、シュネルマイスター、レシステンシア、サリオス、ナランフレグといったGI馬に、悲願のGIタイトルを狙うファインルージュ、ソングライン、ダイアトニックなど。また前哨戦を勝利しているイルーシヴパンサー、ソウルラッシュも忘れてはいけない存在で、前述したように混戦のマイル戦となりそうです。

新馬戦そして安田記念、競走馬の熱い戦いに期待しましょう!!

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