きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

2歳王者登場

3月6日は、辻 哲英 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

日曜は中山競馬場で報知杯弥生賞ディープインパクト記念が行われます。3歳クラシック皐月賞へ向けての前哨戦です。
弥生賞の創設は1964年で、創設時は中山競馬場・芝1600メートルでの開催でした。距離・コース変更が幾度か行われたのちに、皐月賞と同じ芝2000mに定着。2019年に他界したディープインパクトの功績を称え、昨年から「報知杯弥生賞ディープインパクト記念」にレース名が改称されました。

昨年はタイトルホルダーが優勝しました。スタートから先手を奪ったタイトルホルダーは、そのまま先頭を他馬へ譲ることなく逃げ切っての初重賞制覇でした。タイトルホルダーは3歳クラシックすべてを走りきり、皐月賞2着、ダービー6着、菊花賞優勝の成績を残しています。

今年の報知杯弥生賞ディープインパクト記念は11頭の出走となりました。過去10年1〜3着の枠番は、
1枠 : 1-0-0
2枠 : 0-1-2
3枠 : 1-0-4
4枠 : 2-1-2
5枠 : 0-2-0
6枠 : 1-0-0
7枠 : 1-5-1
8枠 : 4-1-1
となっています。頭数がフルゲートになることが少ないこともあってか外枠での活躍馬が目立ち、2016年マカヒキ(優勝)、2017年カデナ(優勝)、2018年ダノンプレミアム(優勝)、2019年メイショウテンゲン(優勝)、2020年オーソリティ(3着)、2021年シュネルマイスター(2着)と6年つづけて8枠の馬が3着以内に入っています。

土曜前日オッズでは、ドウデュースが1.9倍、インダストリアが4.9倍、アスクビクターモアが10.1倍、ジャスティンロックが11.3倍、マテンロウレオが11.3倍、ラーグルフが12.7倍、ロジハービンが16.2倍、リューベックが23.3倍、メイショウゲキリンが27.6倍、ボーンディスウェイが36.8倍、アケルナルスターが47.8倍となっています。

昨年暮れに無傷3連勝で朝日杯フューチュリティステークスを制覇したドウデュースが1番人気に支持されました。ホープフルステークス馬キラーアビリティは皐月賞へ直行することが報じられています。初の2000mを舞台にした走りによって、今年の3歳クラシックの勢力図がどのように彩られてくるでしょうか。

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