きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

大一番への前哨戦

9月15日は、橋田 満 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

3日連続開催のなか日は阪神競馬場でローズステークス、明日3日目は中山競馬場でセントライト記念が行われます。また15日フランスのパリロンシャン競馬場ではフォワ賞が行われ、日本からはキセキが出走します。今年の凱旋門賞には日本から、フィエールマン、キセキ、ブラストワンピースの3頭が出走を予定しており、キセキが凱旋門賞の前哨戦に挑みます。

国内重賞のローズステークス、セントライト記念はいずれも3歳クラシック最終章へ向けての前哨戦です。
今年の3歳牡馬クラシック戦線は、一冠目の皐月賞でホープフルステークス馬サートゥルナーリアと朝日杯フューチュリティステークス馬アドマイヤマーズが激突。共同通信杯でアドマイヤマーズを下したダノンキングリーに若葉ステークスを勝ち上がったヴェロックスが加わり、4頭による攻防となりました。レースはサートゥルナーリアへと軍配が上がり、無敗で皐月賞を制覇したサートゥルナーリアに、二冠の期待が高まりました。
しかしダービーでは12番人気の伏兵ロジャーバローズが先行策でそのまま押し切り優勝。2着ダノンキングリー、3着ヴェロックス、サートゥルナーリアは最速上がりも届かず4着までとなり、二冠目のダービーは波乱の結末となりました。
そのロジャーバローズですが、屈腱炎で引退。ダービー馬不在となり、改めて3歳勢力図を引き直しての秋初戦になります。

牝馬戦線は、一冠目の桜花賞では2歳新馬戦で一戦交えたグランアレグリアとダノンファンタジーの再激突となりました。レースは早め先頭に立ったグランアレグリアが後続を寄せ付けずに完勝。桜花賞を手にします。そのグランアレグリアはマイル路線に進み、オークスは前哨戦を勝ち上がってきたラヴズオンリーユー、コントラチェックと桜花賞組のダノンファンタジー、クロノジェネシスが人気を分け合っての競い合いとなり、電光石火の末脚でラヴズオンリーユーが3歳女王の座に輝きました。

そして迎える秋前哨戦です。ひと夏を越し、3歳クラシック戦線はどのように展開していくのでしょうか。まずはローズステークス、セントライト記念に注目です。

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