きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ぜひあの日のドラマのつづきを

4月22日は、太宰啓介 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

皐月賞、桜花賞と3歳牡馬・牝馬のクラシック一冠目が終わり、舞台が移って春のG1戦線はまさにこれから物語のダイナミックな展開を迎えていこうとしています。まだ春まっさかりとはいえ、その先を見据えての伏線は絶えず張り巡らせておかねばならぬもの。この秋の凱旋門賞1次登録に2歳女王ラッキーライラックの名前が刻まれました。

ラッキーライラックは桜花賞こそアーモンドアイの2着に敗れてはじめて土がついたものの、現在オークスへ向けて調整中です。そのオークスは、今年からフランスのパリロンシャン競馬場で行われるヴェルメイユ賞へとつながりができ、上位3着までに優先出走権が与えられ登録料の免除、輸送費補助の提供がされることになりました。ヴェルメイユ賞といえば、2013年にトレヴがこのレースをステップに凱旋門賞を勝っています。そのとき2着でトレヴの後ろでゴールしたのが、ラッキーライラックの父オルフェーヴルでした。競馬の神様はあの日のつづきのドラマへと導いてくれるのでしょうか。まだ先とは言え、楽しみが広がるラッキーライラックの凱旋門賞1次登録です。

さて今週はG1はお休み。日曜はG1前哨戦のフローラステークスに、マイラーズカップが行われます。どちらも好メンバーが揃いました。春のG1を盛り上げていく、力強い走りを魅せてください。

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