きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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東京と阪神の東西両競馬場で2歳新馬戦が行われました。この世代一番星の座を射止めたのはケツァルテナンゴでした。チチカステナンゴ産駒で、いとこにはダイヤモンドSを勝ち重賞レースでも人気を集めていたマッキーマックスがいる血統です。2着はウインバニラスカイで、こちらもチチカステナンゴ産駒とチチカステナンゴ産駒のワンツーで今年の世代は幕を明けました。

東の1番乗りは、先手を奪ったマコトダッソーがそのまま逃げ切り東の一番星となりました。ダイワメジャー産駒です。

振り返れば昨年、牝馬レッドリヴェールが世代一番星となりその翌日の新馬戦で勝利したイスラボニータとともに1年後、ダービーで主役となり成長した姿を魅せてくれました。

今年の2歳世代の栄光へ向けた挑戦が始まりました。純真無垢なその姿から、ぜひ時代を魅了する英雄へと育っていってください。

さて今日は、天皇賞(春)からつづいた連続G1のオーラスを飾る安田記念が東京競馬場で行われます。前売りでは、ジャスタウェイが単勝2.1倍で1番人気に支持され、ミッキーアイルが7.0倍で2番人気、ワールドエースが10.1倍、トーセンラーが11.2倍、グランデッツァが14.1倍とつづいています。

東京の雨は一向に止む気配はありません。まさに泥まみれの激闘、そんな予感がする今年の安田記念です。レースはどんなドラマを魅せてくれるでしょうか。

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