きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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日曜は新潟と阪神でそれぞれ重賞レースが行われました。どちらも今年のサマーシリーズの優勝馬が決する一戦で力が入ったレースとなりました。

新潟競馬場のサマーマイルシリーズ最終戦京成杯オータムハンデキャップは、2番人気のクラレントが直線で抜け出し後方から追い込んできたブレイズアトレイルを3/4馬身振り切り優勝。サマーマイルシリーズ2戦目の関屋記念につづく重賞連勝で夏のマイル王に輝きました。

阪神競馬場のメインはサマースプリントシリーズ最終戦のセントウルステークスでした。昨年のスプリンターズステークス2着のハクサンムーンが春の屈辱から仕切りなおしの秋始動戦で人気を集めていた中、勝ったのは4番人気の5歳牝馬リトルゲルダでした。好位追走から直線でハクサンムーンとのたたき合いを制しての勝利でした。リトルゲルダは父Closing Argument、母父Buddhaの米国生まれの外国産馬です。前走の北九州記念では8番人気の低評価を覆しての優勝でしたが、これで重賞2連勝。サマースプリントシリーズの覇者となり堂々とスプリント路線の主役として本番へと向かえそうです。

また土曜新潟では秋華賞トライアルの紫苑ステークスが行われました。勝ったのはレーヴデトワールで1番人気のショウナンパンドラとの競り合いをクビ差制して勝ち名乗りをあげました。春は桜花賞どまりだったレーヴデトワールが、ひと夏を越してパワーアップしての秋華賞切符獲得です。

今週はセントライト記念にローズステークスです。G1の大舞台への蹄音が徐々に高まってきます。

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