きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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3日(水)、船橋競馬場で古馬牝馬によるダートレースマリーンカップ(JpnIII・ダート1600m)が行われます。

これまで古馬ダートの牝馬部門は、ミラクルレジェンドが長期に渡り砂の女王に君臨し、レディスプレリュードにJBCレディスクラシック連覇とまさに独壇場でした。そのミラクルレジェンドは、今年2月に川崎競馬場で行われたエンプレス杯で引退。最後の舞台でも、単勝1.1倍の人気の中、2着のエミーズパラダイスに1馬身半差、3着ダートムーアにはさらに5馬身差をつける圧勝劇で、引退の花道を飾りました。

砂の女王が引退したことで、今年のマリーンカップはどの馬が空位となったダート女王に君臨し歴史を刻んでいくのかに焦点が絞られそうです。

今年1月大井競馬場でのTCK女王盃(JpnIII・ダート1800m)で2着に5馬身差をつけ初の重賞を手にしたメーデイア、3歳暮れのクイーン賞でクラーベセクレタを4馬身突き放して逃げ切ったレッドクラウディア、根岸ステークスで牡馬に交じり4着と好走、昨年7月のスパーキングレディーカップ(JpnIII・ダート1600m)でミラクルレジェンド、クラーベセクレタの2強を撃破したスティールパス、エンプレス杯でミラクルレジェンドに1馬身半差まで逃げ粘ったエミーズパラダイスなど、ターフを彩るのはどの馬か楽しみなレースになりそうです。

当協会では3月26日より5泊6日の日程で、会員他58名が参加し、ドバイ・メイダン競馬場の視察を行いました。視察の模様は毎週水曜日に馬事叢論で更新いたします。

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