きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2015.5.16 いでよ、新たなマイル王の風

ようこそいらっしゃいませ。

土曜東京のメインは京王杯スプリングカップです。安田記念へ向けての前哨戦でフルゲート18頭が出走。優勝馬には安田記念への優先出走権が与えられます。
その安田記念ですが、先日選出されていた外国馬5頭シフティングパワー（英国・牡4）にトゥールモア（英国・牡4）、ナイトオブサンダー（英国・牡4）、ビューティーフレーム（香港・騙5）、ルガー（香港・騙5）といずれも辞退となってしまいました。安田記念の外国馬出走ゼロは2003年以来12年ぶりのこと。それだけにこの京王杯スプリングカップからぜひ安田記念頂点へと駆け抜けていく風の登場に期待したいところです。

その京王杯スプリングカップですが、今年は上位拮抗の混戦模様になっています。

京王杯スプリングカップといえば近年では2011年の優勝馬ストロングリターンを想い出します。
ストロングリターンは2011年、2012年とこのレースに出走。2011年のレースでは軽快に逃げるシルポートをゴール前直前でハナ差交わして優勝。次走の安田記念では3歳馬リアルインパクトを捉えられずに2着に終わるものの、翌年はそのリベンジを果たして古馬マイルの頂点に立っています。
波乱も多い京王杯スプリングカップですが、マイル戦線の混戦を断つ新たな風の登場に期待したいと思います。

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