きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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80回目の区切りとなったダービーは、好天にも恵まれ多くの方が東京競馬場へ来場されました。入場数は13万9806人で前年比121.1%と大幅増加、ダービーの売り上げも104.5%の増加となりました。

レースは勝ちタイムから1秒内に15頭が入り、2秒以内に出走馬全頭が駆け抜けた大激戦となりました。

記念すべき節目の年で歴史を刻んだのは武豊騎手が鞍上のキズナでした。武騎手は5度目のダービー制覇になります。昨年のディープブリランテにつづき、2年つづけてディープインパクト産駒からダービー馬が誕生しました。

そのディープインパクトが駆け抜けた2005年のダービーで真っ向からディープに挑んだのが、佐々木晶三調教師が手がけたインティライミでした。あの年から8年。佐々木晶三調教師は4度目のダービー挑戦で大きな戴冠を手にしました。おめでとうございます。

勝利後、ウイニングランをする武豊騎手にスタンドからは「ユタカ」コールが沸き起こりました。府中の大舞台で、観衆に手を上げガッツポーズする武豊騎手の姿を久しぶりに見ることができました。

勝ったキズナには凱旋門賞の声が出ています。登録は済ませて、正式なGOサインを待つだけのようです。

今年の凱旋門賞には日本からは同じディープインパクトの血を受け継ぐジェンティルドンナも登録をしています。オルフェーヴルに、ジェンティルドンナに、キズナと日本馬が揃い踏みした凱旋門賞をぜひ見たい思いです。

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