きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

いざ!決戦!クラシック第1弾 皐月賞

ようこそいらっしゃいませ。

先週は牝馬クラシックの初戦である乙女たちのマイル戦・桜花賞が行われました。雨の降りしきる重馬場の中を先頭で駆け抜けたのはデアリングタクトでした。無敗の桜花賞馬の誕生にテレビの前の皆様も胸を熱くされたのではないでしょうか。
さて、今週は3歳クラシック第1弾・皐月賞が行われます。地元、中山競馬場で行われるGIということで普段は大変な盛り上がりを見せるのですが、現在は、無観客競馬ということで、出走馬主様でさえも、ご愛馬を生でご観戦いただけない状況に寂しさを感じております。改めて、競馬が行えている状況に感謝しつつ、1日でも早く平常が取り戻せることを当協会としても願っております。

今年の皐月賞は、2頭のGI馬コントレイルとサリオス、そして3連勝でディープインパクト記念弥生賞を制したサトノフラッグに注目が集まっております。当協会からは、上記のサトノフラッグ、テンピン、ブラックホール、ヴェルトライゼンデの4頭が出走いたします。
テンピンのオーナー、ユアストーリー様とヴェルトライゼンデのオーナー、(有)サンデーレーシング様から出走に向けたコメントを頂戴いたしました。

テンピン:ユアストーリー 様
『運よく出走できました。枠も良いところに入れましたので、思い切って走ってほしいと思っております。』

ヴェルトライゼンデ:(有)サンデーレーシング 様
『ここまで順調に調整されて、良い状態で出走できそうです。前走から1ハロン延長されるのは本馬にとって好材料とみており、大舞台で好勝負を期待します』

「最も速い馬が勝つ」という格言がある皐月賞。世代随一のスピードと持久力を見せつけ、中山の急坂を一番に駆け抜けてくる馬はどの馬か。クラシック第1弾・皐月賞は4月19日(日) 午後3時40分発走です。

また、前日の4月18日(土)は障害のGI競走・中山グランドジャンプが行われます。障害界の絶対王者オジュウチョウサンが前人未到の中山グランドジャンプ5連覇に挑みます。これを阻止すべく、昨年のJRA最優秀障害馬シングンマイケルを筆頭に10頭が、打倒・オジュウチョウサンで挑みます。
JRAの障害GIは年に2回、いずれも中山競馬場で行われます。春の障害チャンピオンを決める中山グランドジャンプにも、是非、ご注目ください。

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