きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2014.5.25

ようこそいらっしゃいませ。

日曜東京のメインはオークスです。前日オッズでは、ハープスターの単勝が1.3倍になっています。2番人気のヌーヴォレコルトが11.4倍と二桁のオッズとなり、以下3番人気のサングレアルが15.5倍、バウンスシャッセ16.7倍、フォーエバーモア22.3倍とつづきます。今年のオークスは、怪物ハープスターがどんな勝ち方をするか、ハープスターのためのオークス、そんな状況になっています。

ハープスターの祖母ベガは、1993年に桜花賞とオークスの牝馬クラシック二冠を制した馬でした。1994年の宝塚記念を最後に引退、繁殖入りしたベガは初仔からダービー馬アドマイヤベガを世に送り出し、以後も、アドマイヤボス、アドマイヤドン、キャプテンベガと一等星の血を受け継いだ馬が続々と活躍を魅せます。

しかしベガは2006年にクモ膜下出血により他界。産み落とした産駒には牡馬がつづいたベガでしたが、生前最後に1頭だけ牝馬を産み落としました。それがハープスターの母ヒストリックスターになります。

祖母ベガにはオークス勝利後に、パリ・ロンシャンでのヴェルメイユ賞への出走プランがありました。ハープスターには凱旋門賞へのプランもあがっています。母系に宿る貴重なベガの血は、この府中でどのように咲き誇るでしょうか。孫へと受け継がれたベガのパリへの夢、その夢のつづきを見させてくれるような走りに期待したいと思います。