きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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先週京都競馬場ではジェンティルドンナが秋華賞を制し、メジロラモーヌ、スティルインラブ、アパパネにつづく史上4頭目の牝馬三冠に輝きました。

ジェンティルドンナの単勝は1.3倍。オークスでの圧勝、前哨戦のレース内容から豪快な勝ち方に期待したファンも多かったのではないでしょうか。向正面で最後方にいたチェリーメドゥーサが一気に加速し先頭でレースをひっぱると、直線半ばまで10馬身近くのリードし波乱を思わせる展開に、最後はハナ差の激闘。クラシックを共に闘ってきたヴィルシーナとの互いに譲らない追い比べはゴール直前までもつれ込み、見応えのあるレースが繰り広げられました。

ヴィルシーナは、クラシック、前哨戦と4度目の2着。道中先行してのレースを進め、早め早めの仕掛けでジェンティルドンナの豪脚を封じにいった内田騎手でしたが、わずか7センチ、栄冠まで届きませんでした。

人気薄で5着に逃げ粘ったチェリーメドゥーサは前走中山競馬場での白井特別でも向正面で後方から一気に先頭へ立ち、そのまま逃げ粘る個性的なレースを魅せています。

史上4頭の牝馬三冠となったジェンティルドンナの次走は、ジャパンカップでしょうか? エリザベス女王杯でしょうか?

牝馬クラシックが終わり、それぞれの新しい舞台での姿に思いを巡らせたいと思います。

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