きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2011.5.16

ようこそいらっしゃいませ。

先週のことになります。ご存じの方も多いでしょうが、船橋競馬場所属の川島正行調教師が重賞通算勝利記録を塗り替えたそうです。

これまでの記録は故・荒川友司調教師の103勝だったそうです。荒川師は脚部不安で中央を去ることになったワカオライデンを引き受け、再生させ、種牡馬に送り込みました。そのライデンの産駒ライデンリーダーは4歳牝馬特別(現在のジュベナイルフィリーズ)を鬼脚で制して、桜花賞、オークスをともに1番人気で盛り上げた馬です。

その荒川師にも遜色ない“再生屋”ぶりを発揮したのが川島師です。初期のサクラハイスピード、サプライズパワーなど鮮やかな復活ぶりはファンを痺れさせました。一方、アジュデミツオーなど厩舎生え抜きの名馬も多く育て、ミツオーはドバイワールドCに出走したほどです。最近でもフリオーソの頑張りぶりが地方ファンを喜ばせているのはご承知のとおりです。

ちなみにJRAの記録は故・尾形藤吉調教師の128勝だそうです。時代や環境も異なり、昔とは重賞数も違いますから、一概には比較できませんが、この偉大な金字塔に川島師がいちばん近くにいるのは確かです。勝利を一つ一つ積み重ねて、新記録に挑戦してください。