きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

桜舞う中の決戦!桜花賞

ようこそいらっしゃいませ。

先週の阪神競馬場ではGI・大阪杯が行われ、桜が満開の中、駿馬達が駆け抜けていく姿が印象的でした。今週の桜花賞では、桜がギリギリ持つかどうか・・・という桜舞う中での決戦となりそうです。

桜花賞は、1939年に競馬発祥の地・イギリスの「1000ギニー」というレースを参考に、「中山四歳牝馬特別」として創設され、その名の通り当初は中山競馬場で施行されていました。戦後の1947年からは現在の「桜花賞」に改称し、施行競馬場も中山から京都へと移り、阪神競馬場での開催は1950年からとなっています。3歳牝馬クラシックの中でも最短距離のマイル戦で行われる桜花賞はスピードに秀でた馬が勝利を手にするといわれていますが、果たして今年はどのようなレース展開となるでしょうか。
注目の出走馬をご紹介します。

レシステンシア:昨年の2歳女王。今年、初戦のチューリップ賞は3着に敗れたが、巻き返しを狙う。
リアアメリア:1番人気で臨んだ阪神ジュベナイルフィリーズはまさかの6着。桜花賞直行のローテンションが鍵。
サンクテュエール:牡馬相手の前走シンザン記念を制して挑む。ルメール騎手を背に、牝馬限定の一戦で、初の戴冠を狙う
マルターズディオサ:阪神ジュベナイルフィリーズ2着、チューリップ賞優勝と着実にステップアップ。GIで更なる飛躍を。
ミヤマザクラ:兄マウントロブソンもクラシック戦線で活躍。「桜」と名の付く桜花賞にミヤマ「ザクラ」が満開に花開くか注目。

さらに日本時間4月11日14時55分には、オーストラリアのランドウィック競馬場にてクイーンエリザベスステークス(GI)が行われ、日本を代表して、当協会所属の(株)ダノックス様のご愛馬ダノンプレミアムが出走します。
オーナーの(株)ダノックス様よりコメントを頂戴いたしました。
「この日のために1か月前から現地に到着。厩務員さんが現地入りして頑張ってくれています。馬の調子は上々との連絡が入っています。大変な中、頑張ってほしいと思います」

2019年の「世界のトップ100 GIレース」では有馬記念と並ぶ世界第6位。オーストラリアのレースとしてはトップ評価を受けた同レースでのダノンプレミアムの好走を日本より願っております!!

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