きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2017.4.12

大詰め!ケンタッキーロード

4月12日は鮫島一歩調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

約半年に渡って繰り広げられてきたプレップ(前哨戦)シリーズの「ロード・トゥ・ザ・ケンタッキーダービー」ですが、今週土曜のG1アーカンソーダービーと敗者復活戦的な意味合いのワイルドカードのG3レキシントンSですべてのプログラムが終了します。ご存じのように、ケンタッキーダービーの20頭の出走権はプレップレースのポイント順に決定されます。既に権利を確保しているエピカリスの不参戦は残念ですが、現時点でジョー・シャープ厩舎のガーヴィンがリズンスターSとルイジアナダービーを勝って150ポイントを獲得してトップに立っています。最重要プレップであるサンタアニタダービーの覇者ゴームレイが追っていますが、シリーズ前半までは大本命と見られていたファン期待の星である馬の名前が上位に見当たりません。

クラシックエンパイアというG1BCジュベナイルを勝った2歳チャンピオンがその馬で、前走G2ホーリーブルSでポイント4位のアイリッシュウォークライ、同7位のガンネヴェラに完敗の3着に沈んで、ここまで32ポイントで何と21位!このままでは20頭の枠にも入れないことになります。UAEダービーで日本のエピカリスを破って100ポイントで5位につけているサンダースノウは、ケンタッキーダービーと同日の英2000ギニーにも登録しており、彼がそちらに向かえば自動的に枠内に滑り込めるとは言え、薄氷を踏む思いとはこのことでしょう。

そこでクラシックエンパイアは背水の陣を敷いてラストチャンスのG1アーカンソーダービーに挑戦することになりそうです。2年前にアメリカンファラオがここを勝って三冠ロードをスタートさせた縁起の良いレースです。ちなみにクラシックエンパイアとアメリカンファラオは父が同じエンパイアメーカー系のパイオニアオブナイルで母父もストームキャット系と良く似た血統構成です。不思議な縁でどこか三冠馬と繋がっているのかもしれません。いよいよ大詰めの大一番!2歳チャンピオンの不死鳥のような蘇りを注目したいと思います。