きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ドバイワールドカップデー

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ドバイワールドカップデーがいよいよ目前に迫りました。ドバイワールドカップには、アポロケンタッキー、アウォーディー、ゴールドドリーム、ラニの4頭、ドバイシーマクラシックにはサウンズオブアース、ドバイターフにはヴィブロス、ドバイゴールデンシャヒーンにはディオスコリダー、UAEダービーにはアディラートにエピカリス、ゴドルフィンマイルにはカフジテイクと今年も多数の日本馬がドバイへと向かいました。海外馬券の販売は、ドバイワールドカップ、ドバイシーマクラシック、ドバイターフの3競走となります。

今年一番の注目を集める馬は、ドバイワールドカップに出走のアロゲートでしょう。
ダート王国アメリカが送り出す現役最強ダート馬で、ワールドベストレースホースランキング1位。昨年11月に行われたブリーダーズカップクラシックでは世界最強と称賛を集めていたカリフォルニアクロームを破り、今年1月の再戦でも返り討ちにして、破竹の勢いで世界1位の座をもぎとりました。世界最強の怪物を相手に国内から出走の4頭がどこまで迫れるでしょうか。

怪物といえばUAEダービーには国内で4連勝中のエピカリスが出走します。デビューは6馬身差の圧勝、プラタナス賞では7馬身、北海道2歳優駿では2着に2.4秒差をつけての大差勝ち、2月のヒヤシンスステークスで4連勝を決めました。日本の怪物から世界の怪物へ。そのチャンスが巡ってきました。

昨年はリアルスティールがドバイターフで優勝、ドバイシーマクラシックでドゥラメンテ2着、ラストインパクト3着の日本馬の活躍でしたが、今年はどのような結果となるでしょうか。

またドバイだけでなく、国内では春のG1シリーズを告げる高松宮記念をはじめ、日経賞、毎日杯、マーチステークスの重賞が行われます。土曜中山競馬場で行われる日経賞にはゴールドアクター、ディーマジェスティにレインボーラインが出走。ジュンヴァルカン、ミライヘノツバサ、シャケトラの最強世代の呼び名高い4歳馬も加え、激しいレースが予想される組み合わせとなりました。春の古馬戦線を占う重要なレースになりそうです。ドバイに国内に、非常に楽しみな週末となりそうです。

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