きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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13日(月・祝)、盛岡競馬場では第27回マイルチャンピオンシップ南部杯が行われました。地方馬ナムラタイタンが久々に優勝馬に地方馬の名を刻むにも注目が集まりましたが、終わってみれば1番人気の中央馬ベストウォーリアが逃げるポアゾンブラックを捉えて優勝、最後は4馬身差をつけての完勝でした。ナムラタイタンは直線で中央馬を捉えられず6着の結果でした。

ベストウォーリアは米国産馬で、3歳時にはユニコーンSを勝ち、ジャパンダートダービーに今年2月のフェブラリーSといずれも3番人気に支持され実力を期待されていた馬です。今回、初のG1タイトルとなりました。

そのベストウォーリアの半妹フォンタネットポーが先週土曜の京都競馬場でデビュー。ダート1400mのレースで直線でケンブリッジゴールを差し切りデビュー勝ちを果たしました。兄に妹と今後の走りが楽しみとなってきました。

14日(火)は京都競馬場で京都大賞典が行われます。13日の代替開催です。昨年のマイルチャンピオンシップ覇者トーセンラーに牝馬クラシック二冠馬メイショウマンボ、重賞5勝馬トゥザグローリー、昨年の同レース覇者ヒットザターゲットらが出走。秋G1戦線へ向けての競いとなります。昨年は単勝1.2倍の圧倒的支持を集めたゴールドシップが5着に敗れて、11番人気のヒットザターゲット、7番人気のアンコイルド、2番人気のトーセンラーの上位決着で3連単は300万円を超す大波乱の結末でした。果たして今年はどんなレースとなるでしょうか。

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