きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2011.8.14

ようこそいらっしゃいませ。

先日のニュースですが、福島原発事故の被災馬たち9頭が北海道・日高町の人々の温かい支援で日高に疎開しました。彼らは競走生活を終えて南相馬市の農家などに引き取られ、相馬野馬追のスターとして第2の“馬生”を過ごしていたようです。

その中にメジロマイヤーの名前もありました。22頭の重賞ウイナーを出し35勝したサクラバクシンオー産駒でメジロマイヤー自身も重賞を2勝した活躍馬でした。勝ったのが3歳時のきさらぎ賞と6歳時の小倉大賞典、いずれも1800mでバクシンオー産駒としては最長距離です。母父サッカーボーイの影響が強く出たのでしょうか。

彼はメジロ牧場のオーナーブリーダーホースとしては、最後の平地重賞ウイナーでもあります。いろんな意味で“頑張り屋さん”だったのですね。相馬の人々に可愛がられて、日高の人たちに大切にされて、幸せそうな余生で良かったと思います。

予定では来春までの“一時避難”ということのようですが、原発事故は1年や2年で片がつくとも思えません。競馬界全体で考えなければならない問題なのでしょう。