きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

新春の高らかに鳴り響くファンファーレ

1月4日は、小沢 大仁 騎手、本田 優 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

2022年中央競馬は、1月5日からスタートします。東西金杯が幕開けを飾ります。中山競馬場で中山金杯、中京競馬場で京都金杯が行われます。京都金杯は京都競馬場整備工事により、中京競馬場での開催となります。どちらもハンデ戦になります。

中山金杯は、1952年に創設され当初は芝2600mで行われていました。1961年に芝2000mのハンデキャップレースとして距離が短縮され、開催場所が幾度か変更されたのちに、1980年以降は中山競馬場での開催が定着。中央競馬の始まりを告げる名物レースとして行われています。

昨年はヒシイグアスが優勝しました。それまで重賞で人気になるも勝ちきれなかったヒシイグアスは、前年条件戦で体制を整え直し、年明け中山金杯からスタート。1番人気に応えての重賞初制覇となりました。ヒシイグアスは次走の中山記念も快勝。じっくりと休養し暮れの香港カップでは2着の結果を残しています。

中山金杯、過去10年1〜3着の枠番は、
・1枠 : 1-1-3
・2枠 : 1-4-0
・3枠 : 3-0-2
・4枠 : 2-1-1
・5枠 : 1-1-1
・6枠 : 2-2-2
・7枠 : 0-0-0
・8枠 : 0-1-1
となっています。8枠からは昨年3着ウインイクシード、2019年2着ステイフーリッシュの2頭が馬券対象となっていますが、ウインイクシードは2番手追走、ステイフーリッシュは4コーナー手前では3番手に位置取りしていました。外枠からの発走の場合、早めに前につけることが望ましく、過去10年の結果からは枠番としては真ん中から内側が有利であるといえます。毎年3〜6枠のいずれかの馬が馬券対象となっています。

ハンデ戦ですが、極端に荒れるケースは少なく、優勝馬は5番人気以内がつづいています。二桁人気馬は過去10年で3着止まりでした。

2022年最初のJRA重賞になります。
新春の高らかに鳴り響くファンファーレ。今年1年、競馬をどうぞよろしくお願いいたします。

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