きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

クラシックへ歩みを進めるのは!?

9月18日は、山田 敬士 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

今週は中山競馬場と中京競馬場それぞれでクラシック最終戦の秋華賞(GI)と菊花賞(GI)に繋がる重要なトライアルレースが行われます。賞金の足りない馬たちにとっては、是が非でも3着以内に入り、本番へ駒を進めたいところ。早速、出走予定馬を見ていきましょう。

日曜日の中京競馬場では、秋華賞トライアル・ローズステークス(GII)が行われます。
この世代の再注目馬ソダシは、トライアルレースではなく、夏の札幌記念(GII)で古馬たちと対戦をし、見事に結果を残して秋華賞に直行を予定。オークス馬のユーバーレーベンも本番への直行を予定しているため、今年のローズステークスは「春にで苦い経験した馬 VS 夏に成長を遂げた馬たち」という構図になりそう。
春のクラシック経験馬では、タガノパッション、クールキャット、などがエントリー。また賞金がありながら状態面などの兼ね合いから春のクラシック未出走となったオパールムーンも出走を予定しております。オパールムーンのオーナー(株)NICKS様からは「心身ともに成長はしていますが、馬体を見ると距離は不安です。血統面を鑑み、同世代の戦いなので使ってみますが、適性はもう少し短いところかもしれません。終い勝負でどこまでって感じですが、楽しみに応援します」と愛馬へのコメントをいただきました。
夏に成長を遂げた馬の中では、ここまで5戦し1着2回、2着3回と連帯率100%で、前走出雲崎特別で1.7倍の圧倒的人気に応えたアンドヴァラナウトなどが中心となりそうです。

祝日の月曜日、中山競馬場では菊花賞トライアル・朝日杯セントライト記念(GII)が施行されます。地元の中山競馬場とあって、当協会所属の会員のご愛馬が6頭出走を予定しております。
弥生賞ディープインパクト記念(GII)で中山コース実績のあるタイトルホルダー。その名の通り中山重賞タイトルを持つ実績馬として、朝日杯セントライト記念での好走を弾みとして菊花賞に向かいたいところ。オーナーの山田弘様は「休養明けですが、調教も順調にきていると聞いております。先日父のドゥラメンテが亡くなったばかりですが、父が勝てなかった菊花賞にむけて、トライアルレースとなりますので、プレッシャーもかかりますが、期待しております。」と愛馬についてお話くださいました。
また同じ中山重賞のタイトルホルダーという点ではヴィクティファルスも人気を集めそう。オーナーの(株)G1レーシング様は「前走後、放牧に出しリフレッシュし帰厩しました。秋の初戦は朝日杯セントライト記念と決め、追いきりではジョッキーに跨っていただき調整しました。輸送などを克服して菊花賞に繋がる走りをして欲しいです」とコメントをくださり、春の雪辱を秋に果たしたいところでしょう。


賞金が足りる馬は、ここを叩いて、という意識になりますが、冒頭でも記した通り賞金が不足している馬がここを目一杯で仕上げてくるでしょう。この点をどう予想するかが馬券の分かれ目となりそう。是非、馬券をご購入して、両レースをお楽しみください!

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