きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

3歳クラシックの登竜門

2月10日は、菊沢 隆徳 調教師、牧 光二 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

三連休の初日、東京は広い範囲で雪となりました。2月9日(土)の東京競馬は中止。2月11日(月・祝)に代替競馬の開催となりました。

日曜は東京競馬場で共同通信杯、京都競馬場で京都記念の2つの重賞レースが予定されています。
東京の雪は、事前に予想されていたほどの大雪ではなかったものの、当日の開催についてはJRAホームページを確認ください。

雪と共同通信杯というと、1998年2月15日に行われたレースを思い出します。
この日は積雪のため東京競馬場の芝コースは使えず、全レースダートに変更。共同通信杯(当時、共同通信杯4歳ステークス)もダート1600mに変更となっての開催でした。このレースで単勝1.2倍の圧倒的支持を集めたのがエルコンドルパサーでした。エルコンドルパサーは東京ダート1600mの3歳新馬戦でデビュー。7馬身差をつけ圧勝すると、つづく4歳500万下ではさらに後続との差を広げて9馬身差での完勝。共同通信杯は芝適正を判断するレースとなるはずでした。
しかしダートに変わった共同通信杯を圧勝。エルコンドルパサーは次走ニュージーランドトロフィー4歳ステークスからNHKマイルカップへと向かい世代マイル頂点に立つと、秋にはジャパンカップを制覇して、翌年凱旋門賞2着の快挙を成し遂げました。

今年の共同通信杯には7頭が出走。3歳クラシックからその先へとつながる走りに期待したいと思います。

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