きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2018.4.26

父子制覇対決

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今週日曜は、香港・シャティン競馬場でGW恒例のチャンピオンズシリーズと銘打つG1レース3鞍が一挙に行われます。高松宮記念馬ファインニードルが短距離王国の猛者に挑戦するチェアマンズスプリントプライズに始まって、今年は日本馬の出走がないチャンピオンズマイル、メインはアルアイン、ダンビュライトが優勝賞金1億9000万円余りを狙うクイーンエリザベス2世C、このレースは日本でも馬券発売されます。

皐月賞馬アルアインは1800m〜2200mの中距離では①①②②③と安定感抜群、すべて重賞での実績ですから本物です。大阪杯はスワーヴリチャードの強烈な捲り一閃で先行勢総崩れの流れ、掲示板内に踏み止まったのは彼1頭でした。思いの強さならダンビュライトでしょうか。父ルーラーシップは昨年フレッシュサイアーチャンピオンに輝き、初年度産駒からクラシック馬を輩出しています。しかし現役時代は人気と実力は傑出していたのに、出遅れ癖で有名だった同期のペルーサと双璧のゲート難で生涯唯一のG1勝ちが香港に出かけたクイーンエリザベス2世Cでした。父子制覇への思いは並大抵ではないでしょう。

地元香港のエース・タイムワープもここにかける思いの強さは同じです。彼の父アーチペンコは世界一のオブライエン厩舎で英ダービー3番人気とクラシックを期待された素質馬でしたが、G1は南アフリカの超名門マイク・デ・コック厩舎に移籍後のクイーンエリザベス2世Cでした。日香の父子制覇バトル、案外にこれが今回のテーマかもしれません。