きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

王者復権

12月4日は、堀井 雅広調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

中京競馬場で行われたチャンピオンズカップは、8番人気のゴールドドリームが優勝し、今年2月のフェブラリーステークス、そしてチャンピオンズカップと同年JRAダートG1制覇となりました。レースを振り返ると、コパノリッキーが逃げて2番手にテイエムジンソクが追走。ゴールドドリームは中団より後方に位置取り、最後の直線で逃げ込み体制に入ったコパノリッキー、テイエムジンソクの両馬の叩き合いの後ろから脚を伸ばして、ゴール直前ゴールドドリームがテイエムジンソクをクビ差交わしての勝利でした。

ゴールドドリームは今年2月にフェブラリーステークスを勝ちダート頂点に立つも、ドバイ遠征で14着、帰国後の帝王賞で7着、前走の南部杯ではゲートで暴れて大きく出遅れ5着と王者らしからぬ姿で精細を欠いていました。今回ムーア騎手の手綱捌きに導かれ見事復権となりました。

ジャパンカップダートが2000年に東京競馬場で設立され、2008年に阪神競馬場に移設。2014年に名称をチャンピオンズカップに変え左回りの中京競馬場に舞台が移って今年で4回目でした。外国馬の予備登録はあったものの、選出馬は全て辞退。昨年につづいて国内ダート頂点を決めるレースとして今年も行われる形となりました。王者復権とともに外国強豪馬が同じ舞台に立てば、さらにレースも盛り上がったことでしょう。来年こそ外国勢の参戦を願いたくなります。

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