きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2016.6.24

上半期総決算の大激突!

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フェブラリーステークスから始まった2016年の上半期GI シリーズもいよいよ大詰めを迎えますね。上半期の集大成となるグランプリ王者を決める「宝塚記念」が阪神の芝2200mで行われます。毎年、中距離を主戦場とするトップホースたちだけでなく、マイルや長距離戦を牽引するスターホースたちの参戦もあり、上半期の総決算ともいえる豪華メンバーが揃います。
一年をしめくくる「有馬記念」と対をなす「宝塚記念」ですが、2011年から「ブリーダーズカップチャレンジ」の対象レースに指定され、優勝馬はアメリカで行われる国際GⅠブリーダーズカップターフ(芝2400m)への優先出走権が与えられます。優勝馬が日本代表として世界に羽ばたく勇姿を見たいものですね。

さて、今年も一流の競走馬が王座を狙い参戦予定です。

注目は、やはりクラシック2冠馬のドゥラメンテでしょう。骨折による約9カ月ぶりの休養から挑戦した中山記念ではベスト体重からプラス18kgのデビュー以来再重量にも関わらず、ファンの圧倒的な支持に応えて快勝。改めてその能力の高さを見せつけてくれました。ドバイから帰国後の初戦とはなりますが、本来の力が出せる状態で出られれば、3つめのGI を手中に収める可能性も高くなりそうです。

対するは跳びの大きいフットワークを武器に春の天皇賞を堂々と逃げ切り、GI 2勝目をあげたキタサンブラック。母系にサクラバクシンオーがいる血統背景から距離不安が問題視されていましたが、実際はその不安を物ともしない結果を残しています。自由自在にレースを運べる類まれな競馬センスを持つため、長距離輸送の不安もない今回は、天皇賞(春)の時よりも十分な準備が整った状態でレースに出られそうです。菊花賞・天皇賞(春)を獲った時のような素晴らしい走りを見せてくれることを期待しましょう。

他にもGI 2勝を含む重賞6勝の実績を持つラブリーデイやGI ホースと対等以上の勝負ができるアンビシャス、長距離のレースではもはや顔役となったフェイムゲーム、ダービーホースの名にかけて負けられないワンアンドオンリーらなどビッグネームが揃います。

ここ数年、人気の高い馬が順当に力を発揮して優勝する傾向が見られます。年齢別にみれば、4・5歳馬が圧倒的な好成績を誇りますから、そのあたりのデータも含めて、上半期最後のビッグレースを楽しんでみてはいかがでしょうか。