きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2015.11.14 今後のダート界を占う重要な一戦

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今週はエリザベス女王杯も含め、土日あわせて5つの重賞レースが組まれています。なんとも豪華な重賞つづきの週末になりそうです。
また今週から7週連続G1がスタート。エリザベス女王杯を皮切りに、マイルチャンピオンシップ、ジャパンカップ、チャンピオンズカップ、阪神ジュベナイルフィリーズ、朝日杯フューチュリティステークス、中山大障害、そして有馬記念へと向かっていきます。菊花賞を勝ったキタサンブラックはいったん放牧され、有馬記念を目標に調整されているようです。今年の競馬もクライマックスへ向けての物語が、徐々に動き出しています。

さて土曜ですが、京都で京都ジャンプステークスにデイリー杯2歳ステークス、東京ではダート重賞の武蔵野ステークスが組まれました。
2歳馬戦線は、先週は取引総額5億円を超える新馬戦に、京王杯2歳ステークス、ファンタジーステークスに話題が集まりました。伝説と言われた新馬戦はサトノダイヤモンドが大人びたレースで完勝。京王杯2歳ステークスはダイワメジャー産駒で栃木県那須野牧場産まれのボールライトニングが勝ち朝日杯フューチュリティステークスへ名乗りをあげ、ファンタジーステークスでは5番人気のキャンディバローズが初重賞制覇しディープインパクト産駒の上位ワン・ツー・スリー固め打ちでした。今週のデイリー杯2歳ステークスではどの馬が飛び出すでしょうか。

東京の武蔵野ステークスにも注目で、こちらは3歳ダート王ノンコノユメが出走。秋初戦で古馬との初激突を迎えました。その春のダート王をどこかあざ笑うかのように登場したのがモーニンで、こちらはデビューから4連勝中、いまだ負けなし。前走、前々走と古馬をなぎたおしての武蔵野ステークス登場です。両馬の激突は今後のダート界を占う重要な一戦となりそうです。

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